殿堂入り! その2  ランディ・バース | スーパースターに憧れて

殿堂入り! その2  ランディ・バース

殿堂入りについて考えてたら去年ランディ・バース(阪神・内野手)が、日本野球殿堂入りを逃したのを思い出しました。

 

人生を懸けているといっても過言ではないほど阪神中毒の僕は、ひどく落胆したのを覚えています。

確か・・・あと数票で受賞だったと思いますが、受賞していれば競技者表彰では、スタルヒン以来の外国人選手の受賞。そして競技者表彰には、引退から5年以上15年以内という規定があって、バースはその引退から15年という最後の年が昨年の2004年。。。

 

去り際は、とても唖然としてしまうけど、彼の子供の病気を理由としてシーズン中急遽アメリカへ帰国、それを面白く思わなかった阪神球団が難色・・・契約解除。
悲しいかな、当時の日本はバブル絶頂期、仕事が第一優先的な風土は残り、そして何より外国人選手を「助っ人外人」と呼称していたように、外国人選手にはとても風当たりが強い時代だったと思います。
(まぁ、阪神の外国人問題はいまだにお家芸なんですが・・キーオ、フィルダー、ディアー、メイ・・・)

 

バースの現役時代の活躍は誰もが記憶にあるところだと思いますが、まずはイチローも破ることができなかった日本記録にもなっている過去最高のシーズン打率.389!正直やばいです。
そして二年連続の三冠王!85年(.350、54本、134点)、86年(打率.389、47本、109点)過去に二年連続の三冠王を達成しているのは、王と落合だけだから、これまたすごい。トリプルクラウン!
そして何より、我らが阪神を史上唯一の日本一に導いてくれたのが、まさにランディ!優勝した85年(成績は上記参照)、その年のリーグMVPはもちろんランディ・バース!日本シリーズMVPも当然ランディ・バース!ファミスタでも、燃えプロでも打ちまくったランディ・バース!

 

そんな、僕らのランディ・バースが殿堂入りの選から漏れたのはすごく悲しいことでした。史上最強打者として僕の脳裏からいまだに離れようとしないランディ・バース。
実労期間(6年)や、国籍問題、引退の際の一悶着・・・憶測は尽きませんが、悲しいかな記者投票。巨人ファンもいっぱいいますし・・・

 

でも、そんなランディ・バースの勇姿を思い起こしながら、本日も焼酎を傾けるのであります。

 


ば~す  かっとば~せぇ  ばぁ~す
らいと~へ  れぇふとへ  ほ~むらん