殿堂入り! 村田兆治 | スーパースターに憧れて

殿堂入り! 村田兆治

今年はじめ、村田兆治(投手=ロッテ)が殿堂入りを果たしました!

肘の故障(日本人で初めて肘にメスを入れた男!執刀はあの米ロサンゼルスのジョーブ博士)、お荷物球団ともいえる川崎劇場・・・ロッテオリオンズ一筋での本当に価値ある215勝!そしてなによりあの独特のフォーム『まさかり投法』から投げ出される快速球に抜群の落差を誇ったフォークボール・・・


『サンデー兆治』は、僕たちの世代のスタープレーヤー!間違いなくプロ野球カードが欲しいスター選手の一人でした。あいにくオーナー会社の関係で当時の彼の選手カードは、かなりのレアもの。東尾はよく出るのに・・(プロ野球カードはカルビーのポテトチップスの付録・・・村田投手は、お菓子メーカーの競合ロッテ所属だったため落合やレオン・リーなどと同様で出にくい選手の一人でした。)

そんな、彼の活躍する姿を幸いにも僕たちは、マスターリーグにてまだ見ることができます。その舞台で彼は140km以上のスピードボールをビュンビュン投げ込んでいます。


何かのインタビューで、

Q:現役を引退しているのにそこまでカラダを鍛えるのはなぜ? という問いに・・・

「僕も現役のころは、今ほどトレーニング(現在:週5の筋トレ&週2の投げ込みを通年)していなかったよ。でも、いざ引退してみると、あーすればよかった。こうやっていればよかった。ということがいろいろでてきて、それをいま実践しているだけだよ。」

てなことをさらりと答えていました。ステキです!


後から思って気づくこと、その当時では、気づかなかったことを決して大きいとはいえない舞台でやってのける彼の姿に、ものすごい感動を覚えました。

現役当時は、もちろん憧れていましたが、いまのそのような姿勢を見ていると殿堂入りして当然だなと思うとともに、自分も妥協せずに精進して行こうと思った次第でした。